キッチンの引き出しを開けるたびに、
「必要なものがすぐに見つからない」
「きれいに片づけたはずなのに、いつの間にかごちゃごちゃ……」
そんな状態になっていませんか?
キッチンには、箸やスプーン、おたま、保存容器、ラップなど、形も大きさも違うものが集まっています。毎日使う場所だからこそ、忙しいとつい空いているところへ戻してしまうこともありますよね。
引き出しを使いやすくするために大切なのは、収納ケースをたくさんそろえることではありません。
まずは中に何が入っているのかを確認して、よく使うものが取り出しやすく、使ったあとに戻しやすい場所をつくることから始めてみましょう。
キッチン全部を一度に片づける必要もありません。
この記事では、ごちゃごちゃしたキッチンの引き出しを整理する順番から、浅い・深い引き出しの収納方法、収納用品の選び方、片づけた状態を保つコツまで、家事初心者の方にもわかりやすく紹介します。
- キッチンの引き出しがごちゃごちゃするのはなぜ?
- キッチンの引き出し整理はひとつの場所から始めよう
- キッチンの引き出しを整理する基本の順番
- 引き出しに戻すものを選ぶときの考え方
- 中身を戻す前に引き出しの中もきれいにしよう
- キッチン用品は「使う場所」と「使う頻度」で収納場所を決めよう
- 浅い引き出しを使いやすく整理するコツ
- 深い引き出しを使いやすく整理するコツ
- キッチンの引き出しには何をどう収納する?
- 引き出しはいっぱいに詰めないほうが使いやすい
- 収納ケースや仕切りを選ぶときのポイント
- 引き出しにものが入りきらないときはどうする?
- キッチン収納では使いやすさだけでなく安全面も確認しよう
- キッチンの引き出し整理でよくある失敗
- きれいに見せることより「戻しやすい収納」を目指そう
- 時間がない日は少しだけ整理するのでもOK
- 整理したキッチンの引き出しをリバウンドさせないコツ
- キッチンの引き出し整理についてよくある疑問
- まとめ|キッチンの引き出しは「たくさん入れる」より使いやすさを大切に
キッチンの引き出しがごちゃごちゃするのはなぜ?
何度片づけても引き出しがごちゃごちゃするなら、片づけ方だけが原因とは限りません。
まずは、散らかりやすくなる理由を探してみましょう。
使うものと使わないものが混ざっている
キッチンには、毎日使うものもあれば、年に数回しか使わないものもあります。
それらを同じ場所に収納していると、よく使うものを探すたびにほかのものを動かすことになり、少しずつ乱れやすくなります。
ものを戻す場所が決まっていない
「おたまはここ」「計量スプーンはここ」のように定位置が決まっていると、使ったあとも迷わず戻せます。
反対に収納場所が決まっていないと、そのとき空いているところへ入れるようになり、いつの間にかいろいろなものが混ざってしまいます。
空いているところに「とりあえず」で入れてしまう
忙しいときに、「今はここに入れておこう」となることもありますよね。
一度なら問題なくても、それが重なると「とりあえず置き場」が増えてしまいます。
引き出しに対してものの量が多すぎる
きれいに並べても、引き出しの容量に対してものが多すぎると、取り出すたびにほかのものが動いてしまいます。
「収納方法が悪いのかな?」と思ったときは、中に入っている量も確認してみましょう。
収納用品が今の持ち物に合っていない
仕切りケースを使っていても、入れたいものとサイズが合っていなければ、かえって使いにくくなることがあります。
収納用品を増やす前に、「何を収納したいのか」を考えることが大切です。
キッチンの引き出し整理はひとつの場所から始めよう
「よし、キッチンを全部片づけよう!」
そう思うと、少し気が重くなりませんか?
キッチンにはたくさんのものがあるので、一度に終わらせようとしなくても大丈夫です。
一度にキッチン全部を片づけなくてもいい
引き出し、戸棚、シンク下など、全部の中身を一度に出してしまうと、片づける量が多くなります。
まずは引き出しひとつ。
終わったら次へ進むくらいの気持ちで始めると、取り組みやすくなります。
まずは毎日よく使う引き出しを選ぶ
どこから始めるか迷ったら、よく使う引き出しを選んでみましょう。
毎日使う場所が使いやすくなると、片づけた効果も感じやすくなります。
短時間でできそうな場所から始めてもOK
カトラリーだけが入っている小さな引き出しなど、ものが少ない場所から始める方法もあります。
「今日はここだけ」と範囲を決めれば、片づけへのハードルも下がります。
収納用品を買うのは中身を整理してから
収納を始めると、新しいケースや仕切りが欲しくなるかもしれません。
でも、先に買ってしまうと、
「サイズが合わなかった」
「ケースが余ってしまった」
ということもあります。
まず中身を整理し、本当に必要になってから収納用品を考えましょう。
キッチンの引き出しを整理する基本の順番
ここからは、実際にひとつの引き出しを整理してみましょう。
STEP1|整理する引き出しをひとつ決める
最初に「今日はここ」と範囲を決めます。
キッチン全部ではなく、ひとつの引き出しなら始めやすいですね。
STEP2|選んだ引き出しの中身をいったん出す
整理する引き出しを決めたら、その中に入っているものを確認します。
安全に出せる場所を確保してから、ひとつずつ出してみましょう。
何が入っていたのかが見えるだけでも、「同じものがこんなにあったんだ」と気づくことがあります。
STEP3|同じ用途のものをまとめる
箸やスプーンなどのカトラリー、調理器具、保存用品など、似た用途のものをまとめます。
この段階では、きれいに並べる必要はありません。
まずは「何をどれくらい持っているか」がわかれば十分です。
STEP4|よく使うもの・たまに使うものに分ける
毎日のように使うものと、ときどきしか使わないものを分けてみます。
よく使うものほど、取り出しやすい場所へ収納する候補になります。
STEP5|今は使っていないものを見直す
長い間使っていないものや、同じ用途のものがいくつもある場合は、今後も使うか考えてみましょう。
ただし、その場ですべて処分すると決めなくても大丈夫です。
STEP6|使う場所と頻度に合わせて戻す場所を決める
最後に、残したものを引き出しへ戻します。
「空いているところへ入れる」のではなく、
「これはどこで使う?」
「どのくらい使う?」
と考えながら場所を決めると、使いやすい収納につながります。
引き出しに戻すものを選ぶときの考え方
整理するときに意外と悩むのが、「これは残す?手放す?」という判断です。
無理に減らすことを目的にせず、今の暮らしで使っているかを基準に考えてみましょう。
普段よく使っているものは残す
毎日の料理で使うものは、無理に減らす必要はありません。
使いやすい場所へ戻してあげましょう。
同じ用途のものをいくつ持っているか確認する
しゃもじが何本もあったり、似たような菜箸がたくさんあったり。
全部出してみると、同じ用途のものが増えていることに気づく場合があります。
必要な数は家庭によって違うので、自分の家で使っている量を基準に考えます。
壊れているものや使いにくいものを見直す
壊れている、欠けている、使うたびに不便に感じる。
そんなキッチン用品があれば、この機会に今後も使うか考えてみましょう。
「いつか使うかも」と迷うものは分けて考える
「最近使っていないけれど、捨てるのはちょっと……」
そんなものもありますよね。
迷うものは、普段使っているものとは分けて考える方法があります。
迷ったものは無理にその場で処分しなくてもいい
片づけを始めたからといって、その日のうちにすべて判断する必要はありません。
保留にして、少し時間を置いてから考えても大丈夫です。
中身を戻す前に引き出しの中もきれいにしよう
引き出しが空になったら、中を掃除するよい機会です。
普段はものが入っていて掃除しにくい場所なので、このタイミングで気になる汚れをきれいにしておきましょう。
パンくずや細かなゴミを取り除く
キッチンの引き出しには、知らないうちに細かなゴミなどが入り込むことがあります。
まずは目につくゴミを取り除きます。
汚れが気になるところをきれいにする
汚れがあれば、引き出しの素材や設備に合った方法でお手入れします。
無理に強い洗剤などを使う必要はありません。
素材に合ったお手入れ方法を確認する
キッチン設備によって使われている素材は異なります。
洗剤や水拭きなどが適さない場合もあるため、わからないときはキッチン設備や収納部分の取扱説明書、メーカーが案内しているお手入れ方法を確認しましょう。
水分が残っている場合は乾いてから中身を戻す
拭き掃除をした場合は、水分が残っていないことを確認してから収納用品やキッチン用品を戻します。
急いで戻すより、きれいになった引き出しを整えてから次へ進みましょう。
キッチン用品は「使う場所」と「使う頻度」で収納場所を決めよう
収納場所に迷ったら、「どこで使うものか」を考えてみると決めやすくなります。
調理中によく使うものは作業スペースの近くへ
調理中によく使うものは、作業する場所の近くにあると取り出しやすくなります。
料理の途中で何度もキッチンの端から端まで移動しなくて済むよう、自分の動きを思い浮かべてみましょう。
コンロで使うものは加熱調理する場所の近くへ
加熱調理でよく使う道具は、コンロ周辺の収納も候補になります。
ただし、収納できるものや安全な位置はキッチン設備によって異なるため、設備の取扱説明書なども確認してください。
シンク周りで使うものは水まわりの近くへ
水まわりで使うものは、シンク付近にまとめると動きが少なくなります。
ただし、水や湿気を避けたほうがよいものは、保管方法を確認して収納場所を選びましょう。
毎日使うものは取り出しやすい位置へ
よく使うものほど、無理なく手が届き、出し入れしやすい位置にあると便利です。
逆に、あまり使わないものまで一番便利な場所に置く必要はありません。
使用頻度が低いものは奥や下段も候補にする
たまにしか使わないものは、少し取り出しにくい場所へ移す方法もあります。
その分、よく使うもののスペースを確保できます。
家族も使うものはみんなが戻しやすい場所へ
自分にとって完璧でも、家族が戻す場所をわからなければ、また散らかってしまうことがあります。
家族みんなが使うものは、「誰でも見つけられて戻せるか」も考えてみましょう。
浅い引き出しを使いやすく整理するコツ
浅い引き出しは、小さなキッチン用品の収納に向いています。
一方で細かなものが混ざりやすいため、ゆるく分けるのがポイントです。
カトラリーは種類ごとに分ける
箸、スプーン、フォークなどは、種類ごとにまとめると探しやすくなります。
家族が毎日使うものなら、戻す場所もわかりやすくしておきましょう。
菜箸やおたまなどの調理小物は用途ごとにまとめる
調理器具も、よく一緒に使うものを近くにまとめると便利です。
ただし、細かく分類しすぎる必要はありません。
細かなものには仕切りを活用する
小さなものが動いて混ざってしまう場合は、仕切りケースなどを使う方法があります。
今ある収納で困っていない部分まで、無理に仕切らなくても大丈夫です。
重ねすぎず一目でわかるようにする
ものを何段にも重ねると、下に何があるのかわかりにくくなります。
引き出しを開けたときに、必要なものが見つけやすい状態を目指しましょう。
詰め込みすぎず取り出せる余裕を残す
引き出しいっぱいにものを入れると、ひとつ取るだけでほかのものが動くことがあります。
少し余裕があるくらいでも十分です。
深い引き出しを使いやすく整理するコツ
深い引き出しはたくさん収納できますが、その分、下にあるものが取り出しにくくなりがちです。
鍋やフライパンは取り出しやすさを優先する
鍋やフライパンを何枚も重ねると、下のものを使うたびに上のものを持ち上げる必要があります。
収納スペースや持っている調理器具に合わせて、出し入れしやすい方法を考えましょう。
立てられるものは立てる方法も検討する
収納スペースや製品の形によっては、立てることで取り出しやすくなるものもあります。
ただし、倒れたり引き出しの開閉を妨げたりしないよう、安定した収納を優先してください。
保存容器は本体とふたを管理しやすくする
保存容器は、本体はあるのに「ふたが見つからない」となりやすいもののひとつです。
本体とふたをセットにする、ふただけまとめるなど、自分が使いやすい方法を選びましょう。
高さを活かしながら重ねすぎない
深いからといって、上までぎっしり詰める必要はありません。
引き出しを開け閉めしやすく、必要なものを取り出せる状態を優先します。
上から見て何があるかわかるようにする
深い引き出しは、上から中を見ることが多い場所です。
上から見たときに「どこに何があるかわかるか」を確認すると、収納方法を考えやすくなります。
キッチンの引き出しには何をどう収納する?
ここでは、キッチンにある代表的なものを例に収納の考え方を見てみましょう。
キッチンの形や引き出しの位置は家庭によって違うため、「必ずここ」という決まりではありません。
カトラリー・箸・スプーン類
毎日の食事で使うものは、家族が取り出しやすく戻しやすい場所が便利です。
種類ごとにゆるく分けておくと、必要なものを探しやすくなります。
菜箸・おたま・トングなどの調理器具
調理器具は、料理をする場所の近くにあると使いやすくなります。
使用頻度の高いものを優先して、取り出しやすい位置へ置きましょう。
ラップ・アルミホイル・保存袋
食品を包んだり保存したりするときに使うものは、よく使う場所の近くにまとめておくと探す手間を減らせます。
保存容器・お弁当用品
保存容器やお弁当用品は、数が増えると引き出しを圧迫しやすくなります。
使っているものを確認し、似たものをまとめておきましょう。
鍋・フライパン・ふた
大きさも重さもあるため、「たくさん入るか」だけでなく、安全に出し入れできるかを考えます。
収納設備や専用収納用品を使用する場合は、メーカーの案内も確認してください。
ストック品は在庫がわかるようにまとめる
保存袋やスポンジなどのストックを引き出しに入れている場合は、同じ種類をまとめます。
何がどれくらい残っているかわかるようにしておくと、買い物前にも確認しやすくなります。
引き出しはいっぱいに詰めないほうが使いやすい
収納スペースを見ると、「空いているところまで使わないともったいない」と思うかもしれません。
でも、収納では余白も大切です。
ものを取り出すための余裕を残す
もの同士がぎゅっと詰まっていると、ひとつ取り出すだけでも大変です。
手を入れたり動かしたりできる余裕を残しておくと、日常で使いやすくなります。
収納ケースで隙間をすべて埋めなくてもいい
引き出しの幅にぴったり収納ケースが並んでいなくても問題ありません。
収納ケースは、空間を埋めるためではなく、必要なものを使いやすくするために使います。
新しいものが増えたときにも対応しやすくなる
少し余裕があれば、キッチン用品が一時的に増えたときにも対応しやすくなります。
「たくさん入る」より「取り出して戻せる」を優先する
収納力だけを考えると、たくさん詰めたくなります。
でも毎日使うキッチンでは、取り出しやすく戻しやすいことも大切です。
収納ケースや仕切りを選ぶときのポイント
中身を整理して「やっぱり仕切りが欲しい」と思ったら、そこで収納用品を検討しましょう。
購入する前に引き出しの内寸を測る
見た目だけで選ぶと、引き出しに入らないことがあります。
幅・奥行き・高さなど、必要な部分を確認してから選びましょう。
入れたいものの大きさと量を確認する
収納ケースが引き出しに入っても、収納したいものが入らなければ使いにくくなります。
先に「何を入れるケースなのか」を決めておくと選びやすくなります。
細かく仕切りすぎない
一つひとつ専用の場所を作ると見た目は整いますが、戻す作業が面倒になることもあります。
「カトラリー」「調理小物」など、少し大きめに分ける方法でも十分です。
収納ケースを増やしすぎない
収納ケースそのものが場所を取ることもあります。
必要なところだけ使い、ケースを入れること自体が目的にならないようにしましょう。
家にあるケースなどで試してからでもOK
すぐに新しい収納用品を買わず、家にあるケースなどで使い勝手を試す方法もあります。
「この分け方なら続けられそう」とわかってから購入しても遅くありません。
ケースが動く場合はサイズや置き方を見直す
引き出しを開けるたびにケースが動く場合は、サイズや配置を見直します。
滑り止めなどを使用する場合は、収納設備や製品の素材に使用できるか、商品表示やメーカーの案内を確認しましょう。
引き出しにものが入りきらないときはどうする?
整理してもものが入りきらない場合は、無理に押し込む前に中身をもう一度見てみましょう。
同じ用途のものが増えていないか確認する
似たサイズの鍋や調理器具など、同じ用途のものが複数ある場合は、それぞれ使っているか確認します。
使用頻度が低いものは別の収納場所も検討する
年に数回しか使わないものまで、毎日使う引き出しに置く必要はありません。
別の収納場所があるなら、移動する方法もあります。
ストック品を持ちすぎていないか確認する
お得なときにまとめ買いしたものが、収納スペースを圧迫していることもあります。
まず今ある在庫を確認し、収納できる量も意識してみましょう。
収納を増やす前に今あるものを見直す
「入らないから収納棚を増やそう」と考える前に、今あるものを確認します。
使っていないものがなくなれば、新しい収納を増やさなくても収まる場合があります。
入りきらないものを無理に押し込まない
ぎゅっと押し込むと、引き出しが開けにくくなったり、中のものが引っかかったりすることがあります。
設備を安全に使用するためにも、収納できる範囲や使い方についてメーカーの案内がある場合は確認しましょう。
キッチン収納では使いやすさだけでなく安全面も確認しよう
「取り出しやすい場所に置く」は収納の基本ですが、キッチンには安全を優先したいものもあります。
包丁などは安全に保管できる場所を選ぶ
包丁などの刃物は、単純に「一番取りやすい場所」へ置くのではなく、安全に保管できることを優先します。
包丁収納やキッチン設備に指定された使い方がある場合は、取扱説明書やメーカーの案内に従いましょう。
重いものは取り出すときの負担も考える
重い鍋などは、高い場所や無理な姿勢になる場所だと出し入れしにくくなることがあります。
安全に持ち上げられる場所かどうかも考えます。
割れやすいものは安定して置ける場所へ
ガラス製品や割れやすいものは、ほかのものを取るたびに倒れたりぶつかったりしないよう、安定して収納できる場所を選びます。
子どもの手が届く場所に置くものに注意する
小さな子どもがいる家庭では、手が届く引き出しに何を収納するかも大切です。
刃物や危険につながるものなどは、安全面を優先して収納場所を考えましょう。
収納用品は安定した状態で使う
仕切りやラックなどを使用する場合も、ぐらついたり倒れたりしないか確認します。
製品ごとの使用方法や耐荷重などが示されている場合は、その案内に従って使用してください。
キッチンの引き出し整理でよくある失敗
せっかく片づけたのに、すぐ元通り。
そんなときは、収納方法が今の暮らしに合っていないのかもしれません。
最初から全部の引き出しを片づけようとする
一気に片づけようとすると、途中で疲れてしまうことがあります。
ひとつずつでも十分です。
整理する前に収納グッズを買ってしまう
先に収納ケースをそろえると、持っているものと合わないことがあります。
まずは中身を整理しましょう。
見た目を優先して取り出しにくくなる
きれいに並んでいても、毎回ふたを開けたりケースを動かしたりしなければ取れない収納では、使いにくく感じることがあります。
見た目だけでなく、普段の使いやすさも確認しましょう。
空いているスペースにものを詰め込む
少し空いていると何か入れたくなりますが、余白も収納の一部です。
無理に埋めなくても大丈夫です。
細かく分類しすぎて戻すのが面倒になる
細かな分類が得意な人もいれば、大まかに分けるほうが続けやすい人もいます。
自分が戻しやすい方法を選びましょう。
自分しかわからない収納にしてしまう
家族が使うキッチンなら、家族にもわかりやすい収納にしておくと散らかりにくくなります。
きれいに見せることより「戻しやすい収納」を目指そう
収納というと、同じケースがずらっと並んだ美しい引き出しを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それが使いやすければ素敵です。
でも、同じようにする必要はありません。
収納ケースをすべて同じものでそろえなくてもいい
色や形がそろっていなくても、自分が使いやすければ立派な収納です。
見た目を整えることは、必要になってから考えてもいいでしょう。
よく使うものは少ない動作で取れるようにする
毎日使うものほど、なるべく簡単に取り出せる収納が便利です。
料理中の自分の動きを思い浮かべながら考えてみましょう。
細かく分けすぎないほうが続けやすいこともある
「ここにしか戻してはいけない」という場所を細かく作りすぎると、片づけること自体が負担になる場合があります。
ざっくりした分類のほうが自分に合うなら、それで大丈夫です。
自分や家族が使いやすい収納を優先する
収納に正解はひとつではありません。
キッチンの広さ、家族構成、料理をする頻度、持っている道具によって、使いやすい収納は変わります。
「わが家ではこれが使いやすい」と思えることを大切にしましょう。
時間がない日は少しだけ整理するのでもOK
キッチンの引き出しが気になっていても、まとまった時間を取れないことがありますよね。
そんな日は、できるところだけでも構いません。
今日はひとつの引き出しだけでもいい
キッチン全部ではなく、小さな引き出しひとつ。
それだけでも整理は進んでいます。
明らかに不要なものを取り除くだけでもいい
「これはもう使わない」と迷わず判断できるものだけを見直す方法もあります。
難しいものは後回しにしましょう。
同じ種類のものをまとめるだけでもいい
片づけるところまで進まなくても、同じものを集めるだけで中身を把握しやすくなります。
できるところで終わって大丈夫です。
一度で完成させようとしなくても大丈夫
暮らしながら使うキッチンは、一度片づけたらずっと同じ状態になるわけではありません。
使ってみて不便だったら、また変えればいいのです。
整理したキッチンの引き出しをリバウンドさせないコツ
最後は、整理した引き出しを使いやすい状態に保つための工夫です。
毎日きれいに並べ直す必要はありません。
使ったものを元の場所へ戻す
戻す場所が決まっていれば、使ったあとも迷いにくくなります。
もし戻すことが面倒なら、収納場所そのものを見直してみましょう。
新しいものを買う前に置き場所を考える
キッチン用品を買うときに、「これはどこに置こう?」と考えてみます。
置き場所がない場合は、同じ用途のものを持っていないか確認するきっかけにもなります。
ものが増えてきたら中身を見直す
引き出しが開けにくい、探し物が増えた。
そんな変化を感じたら、中身を見直してみましょう。
決まった頻度で整理することより、使いにくくなったサインに気づくことが大切です。
戻すのが面倒なら収納場所を変えてみる
家族がいつも違う場所へ置くものがあれば、「戻してくれない」と考えるだけでなく、その場所のほうが使いやすい可能性もあります。
暮らしに合わせて定位置を変えても構いません。
家族にもわかりやすい収納にする
誰でも同じ場所へ戻せるようにしておけば、一人だけが片づけを頑張らずに済みます。
細かすぎない分類にするのもひとつの方法です。
使いにくくなったときが見直しのタイミング
キッチンの引き出しを見直すタイミングは、家庭や使用頻度によって異なります。
「必ず○週間ごと」と決める必要はありません。
ものが探しにくい、戻しにくい、引き出しが開けにくいなど、使いづらさを感じたときに少し整えるくらいでもよいでしょう。
キッチンの引き出し整理についてよくある疑問
最後に、キッチンの引き出し整理で迷いやすいポイントをまとめます。
どの引き出しから片づければいい?
特に決まりはありません。
毎日よく使う場所や、中身が少なく短時間で整理できそうな場所から始めると取り組みやすいでしょう。
収納スペースが少ない場合はどうする?
まずは今あるものを確認して、使用頻度の低いものや同じ用途のものが増えていないか見直してみましょう。
限られたスペースを無理に細かく仕切るより、必要なものを取り出しやすく収納することを優先します。
ものが多くて入りきらない場合は?
入りきらないものを無理に押し込むのではなく、よく使うものと使用頻度の低いものを分けてみましょう。
ストック品が多くなっている場合は、在庫の量も確認します。
収納ケースは同じ種類でそろえたほうがいい?
必ずしもそろえる必要はありません。
同じシリーズで統一すると見た目は整いやすくなりますが、大切なのは引き出しと収納するものに合っていることです。
今ある収納ケースで使いやすければ、そのまま活用しても大丈夫です。
片づけてもすぐごちゃごちゃになるのはなぜ?
ものの定位置が使う場所から遠かったり、細かく分類しすぎて戻すのが面倒だったりすると、元に戻りやすくなります。
「どうして戻せないんだろう?」ではなく、「もっと簡単に戻せる場所はないかな?」と考えてみると改善策を見つけやすくなります。
キッチンの引き出しはどのくらいの頻度で見直す?
家庭によって、料理をする頻度や持っているキッチン用品の量は違います。
そのため、一律に「○日に1回」「○か月に1回」と決める必要はありません。
探し物が増えた、ものが戻しにくい、引き出しがいっぱいになってきたなど、使いにくさを感じたときに見直してみましょう。
まとめ|キッチンの引き出しは「たくさん入れる」より使いやすさを大切に
キッチンの引き出しがごちゃごちゃしてきたら、いきなり収納用品を買い足すのではなく、まずは中に何が入っているのかを確認してみましょう。
ポイントは、
「何を持っている?」
「どこで使う?」
「どのくらい使う?」
「使ったあと簡単に戻せる?」
と考えることです。
全部の引き出しを一度に整理する必要はありません。
今日はカトラリーの引き出しだけ、別の日には調理器具の引き出しだけ。
そんな進め方でも十分です。
また、収納ケースですべての隙間を埋めたり、見た目をきれいにそろえたりすることが、使いやすい収納とは限りません。
少し余白があっても、ケースの種類がそろっていなくても、必要なものをすぐ取り出せて簡単に戻せるなら、それは暮らしに合った収納です。
整理したあとに使いにくさを感じたら、また収納場所を変えてみても大丈夫。
毎日使うキッチンだからこそ、完璧な状態を保とうと頑張りすぎず、自分や家族が気持ちよく使える引き出しを少しずつ作っていきましょう。

