「買ったはずの食品が見つからない」
「まだ家にあったのに、同じものをまた買ってしまった」
食品ストックが増えてくると、こんなことはありませんか?
缶詰やレトルト食品、乾麺、調味料、お菓子などは少しずつ増えるため、気づいたときには棚や引き出しがいっぱいになっていることがあります。
食品ストックを整理するときに大切なのは、収納用品をきれいに並べることではありません。
まずは「家に何があるのか」が分かる状態にすることです。
同じ種類の食品をまとめたり、期限の近いものを見つけやすくしたりするだけでも、在庫を把握しやすくなります。
今回は、食品ストックがごちゃごちゃする原因から、整理する基本の順番、在庫を確認しやすい収納方法まで紹介します。
パントリーがなくてもできる方法や、収納場所別の具体例も紹介するので、まずはひとつの棚や引き出しから始めてみてくださいね。
- 食品ストックがごちゃごちゃするのはなぜ?
- 食品ストックの整理は「何があるか」の確認から始めよう
- 食品ストックは全部出して整理したほうがいい?
- 食品ストックを整理する基本の順番
- 食品の在庫を把握しやすくする収納のコツ
- 食品ストックはどのくらい持てばいい?
- 食品ストックの収納場所が複数あるときは?
- パントリーがなくても食品ストックは整理できる
- 収納場所別|食品ストックの整理例
- 賞味期限切れや食品ロスを減らすための工夫
- 食品を買いすぎないためのストック管理のコツ
- 普段使う食品と備蓄食品はどう管理する?
- 開封した食品はどう整理する?
- 収納用品を買う前に確認したいこと
- 整理した食品ストックをキープするには?
- 食品ストック整理のチェックリスト
- まとめ|食品ストックは「何があるか分かる収納」にしよう
食品ストックがごちゃごちゃするのはなぜ?
食品ストックは、一度きれいに整理しても少しずつ乱れやすい場所です。
まずは、なぜごちゃごちゃしてしまうのかを確認してみましょう。
空いている場所にとりあえず入れてしまう
買い物から帰ってきたあと、空いている場所へ食品をそのまま入れていませんか?
最初は少量でも、「空いているところに入れる」を繰り返すと、同じ種類の食品がいろいろな場所に分かれてしまいます。
収納する場所を大まかに決めておくだけでも、あとから探しやすくなります。
同じ食品を別々の場所に収納している
パスタは棚、予備のパスタは別の引き出し、さらに買い置きが別の収納場所にあるなど、同じ種類の食品が分散していると在庫を把握しにくくなります。
「なかったと思って買ったら、別の場所から出てきた」ということも起こりやすくなります。
できる範囲で、同じ種類の食品はまとめておくと分かりやすくなります。
奥にある食品が見えなくなる
棚や引き出しに食品をたくさん詰め込むと、奥に何があるのか見えなくなります。
手前に新しい食品を置き続けることで、奥にあるものを長い間使わないこともあります。
収納スペースをいっぱいにすることより、「何が入っているか見えること」を意識してみましょう。
在庫を確認せず買い足してしまう
いつも使う食品ほど、「そろそろなかったかも」と思って買い足しやすいものです。
ところが家に帰って確認すると、まだいくつか残っていたということも。
買い物前にストックを確認する習慣をつけると、重複買いを減らしやすくなります。
収納スペース以上にストックを増やしてしまう
特売やまとめ買いで食品を多めに買うこともありますよね。
ただ、収納できる量以上に買ってしまうと、決めていた場所に入りきらなくなります。
入りきらない食品を別の場所へ置くことで、さらに在庫が分かりにくくなることもあります。
食品ストックの整理は「何があるか」の確認から始めよう
食品ストックを整理しようと思ったとき、すぐに収納ケースを買う必要はありません。
まずは今ある食品を確認しましょう。
収納している食品を一度確認する
棚や引き出しを開けて、どんな食品が入っているか見てみます。
「こんなところに缶詰があった」「同じ調味料がいくつもある」など、普段は気づかなかった在庫が見つかるかもしれません。
賞味期限や消費期限を確認する
食品を整理するときは、表示されている賞味期限や消費期限も確認しましょう。
期限だけでなく、食品の状態や保存方法などもあわせて確認することが大切です。
賞味期限と消費期限では意味が異なるため、表示を確認して判断しましょう。
同じ種類の食品をまとめる
レトルト食品、缶詰、乾麺、お菓子、調味料など、大まかな種類ごとにまとめます。
細かく分類しすぎる必要はありません。
自分や家族が見たときに分かる程度で十分です。
開封済みと未開封の食品を確認する
同じ食品でも、開封済みと未開封では保存方法が異なる場合があります。
開封後の保存方法は、パッケージなどに記載されている内容を確認してください。
使いかけの食品がいくつも見つかった場合は、どれから使うかも考えておくとよいでしょう。
長期間使っていない食品を見直す
「いつか食べよう」と思ったまま、長い間置いている食品が見つかることもあります。
今後食べる予定があるのか、期限や状態に問題がないかを確認してみましょう。
食品ストックは全部出して整理したほうがいい?
整理収納では「まず全部出す」という方法を目にすることがあります。
食品ストックでも全体を確認できれば分かりやすいですが、量が多い家庭では大仕事になってしまいます。
量が少なければ一度に確認する方法もある
棚ひとつ分など、短時間で終わりそうな量なら、一度出して中身を確認すると整理しやすくなります。
種類や期限を確認してから戻せるため、何があるのか把握しやすくなります。
量が多い場合は棚や引き出しごとでもOK
食品ストックがたくさんある場合は、一度に全部出さなくても構いません。
今日はこの引き出し、次はこの棚というように、小さな範囲に分けて進める方法もあります。
途中で終わっても困らない範囲から始める
整理を始めたものの、途中で時間がなくなることもあります。
最初から範囲を小さくしておけば、途中で食品が部屋中に広がったままになることを防げます。
「今日はここだけ」と決めて始めると取りかかりやすいですよ。
食品ストックを整理する基本の順番
何から始めればいいのか迷ったら、簡単な順番を決めておきましょう。
食品を種類ごとに分ける
まず、食品を大まかな種類ごとに分けます。
たとえば「乾麺」「レトルト」「缶詰」「お菓子」「飲み物」などです。
家庭で使いやすい分け方で構いません。
よく使う食品と備蓄用を分ける
日常的によく使う食品と、非常時などに備えて保管している食品を分けて考えると管理しやすくなります。
ただし、普段食べているものを多めに備え、食べた分だけ買い足す方法もあります。
家庭に合った管理方法を選びましょう。
収納する場所を大まかに決める
「レトルトはここ」「乾麺はここ」というように、大まかな定位置を決めます。
細かく区切りすぎるより、食品が増減しても対応できる程度の分け方のほうが続けやすいこともあります。
古い食品から使いやすい位置に戻す
同じ食品が複数ある場合は、期限などを確認しながら、先に使いたいものを手に取りやすい位置へ置きます。
新しく買った食品を奥へ入れるなど、先に使いたいものが分かるようにすると管理しやすくなります。
収納したあとに何があるか確認する
食品を戻したら、棚や引き出しを開けたときに中身が確認できるか見てみましょう。
きれいに並んでいるかより、「何があるか分かるか」が大切です。
食品の在庫を把握しやすくする収納のコツ
食品ストックは、見た目だけでなく使いやすさも考えて収納しましょう。
同じ種類の食品はできるだけ同じ場所にまとめる
同じ種類の食品をまとめておけば、在庫を確認するときに何か所も探す必要がありません。
買い物前のチェックもしやすくなります。
奥まで見えるように詰め込みすぎない
収納スペースがあると、ついぎっしり詰めたくなることがあります。
しかし、奥が見えないほど詰めると在庫を忘れやすくなります。
取り出したり戻したりしやすい程度の余裕を残しましょう。
小さな食品はまとめて迷子を防ぐ
ふりかけやスープ、小袋の調味料などは、大きな食品の間に入り込むことがあります。
小さなものだけをまとめる場所を作ると見つけやすくなります。
よく使う食品は取り出しやすい位置に置く
毎日のように使う食品を取り出しにくい場所へ置くと、そのたびにほかの食品を動かさなければなりません。
使用頻度の高いものは、無理なく手が届く場所に置くと使いやすくなります。
家族にも何がどこにあるか分かる収納にする
自分だけが分かる収納にすると、家族が使ったあと別の場所へ戻してしまうことがあります。
細かすぎる分類を避け、「お菓子」「レトルト」など家族にも分かりやすい分け方にするのもひとつの方法です。
食品ストックはどのくらい持てばいい?
食品ストックを何個持てばよいかは、家庭によって異なります。
「必ず○個」と決めるのではなく、暮らしに合った量を考えましょう。
家族の人数や消費ペースから考える
家族の人数や食事の回数によって、必要な食品の量は変わります。
よく食べるものは多め、あまり使わないものは少なめなど、実際の消費ペースを参考にすると分かりやすくなります。
よく使う食品は買い足すタイミングを決める
「残り1つになったら買う」など、自分なりの買い足す目安を決める方法もあります。
食品によって消費ペースが違うので、使いやすいルールを考えてみましょう。
収納スペースに収まる量を目安にする
食品を多く持っていても、どこに何があるか分からなくなってしまっては管理が大変です。
決めた収納スペースに無理なく入る量を、ひとつの目安にする方法があります。
安売りでも使い切れる量か考える
お得なまとめ買いを見つけると、つい多めに買いたくなりますよね。
そんなときは、期限までに使えそうか、収納する場所があるかを考えてから購入すると買いすぎを防ぎやすくなります。
食品ストックの収納場所が複数あるときは?
キッチンだけでは収納しきれず、食品を何か所かに分けている家庭もあるでしょう。
複数の収納場所があっても、ルールが分かれば管理しやすくなります。
同じ種類の食品はできるだけまとめる
できる場合は、同じ種類の食品を一か所にまとめます。
在庫がひと目で分かりやすくなるためです。
複数の場所に置くなら役割を決める
一か所にまとめられない場合は、「キッチンは普段使い」「別の棚は備蓄用」など、場所ごとに役割を決めておく方法があります。
買い物前に確認する場所を決めておく
食品の収納場所が複数ある場合は、買い物前にどこを確認するか決めておくと重複買いを防ぎやすくなります。
家族にも収納場所を共有しておく
食品の場所を家族にも伝えておくと、探し物や戻し間違いを減らしやすくなります。
パントリーがなくても食品ストックは整理できる
食品ストックというと、大きなパントリーに収納ケースが並んでいる様子を思い浮かべるかもしれません。
でも、専用のパントリーがなくても整理はできます。
キッチンの棚や引き出しを活用する
食品を収納できる棚や引き出しがあれば、そこをストック場所として使えます。
大切なのは広さではなく、何がどこにあるか把握できることです。
よく使う食品は手に取りやすい場所に置く
普段よく使うものは、出し入れしやすい場所にすると使いやすくなります。
高すぎる場所や奥深い場所など、取り出しにくいところに詰め込まないようにしましょう。
重い食品は無理なく出し入れできる位置に置く
飲料など重いものは、安全に出し入れできる位置を考えます。
高い場所など無理な姿勢になるところは避けたほうが安心です。
収納スペースに入る量をストックの目安にする
パントリーがない場合は特に、「この棚に入る分まで」など収納場所を基準に量を決めると管理しやすくなります。
食品に適した保存環境を優先する
食品によって、保存に適した温度や場所は異なります。
「ここに入るから」という理由だけで収納場所を決めず、パッケージに記載された保存方法などを確認してください。
収納場所別|食品ストックの整理例
食品ストックをどこに置けばよいかは、キッチンの広さや収納のつくりによって変わります。
食品ストック専用の場所がなくても、棚や引き出しなどを上手に使い分ければ管理しやすくなります。
ここでは、収納場所ごとの具体例を見てみましょう。
なお、食品によって適した保存方法は異なります。実際に収納するときは、パッケージに記載されている保存方法を優先してください。
吊り戸棚|軽くて使用頻度の低い食品をまとめる
キッチンの吊り戸棚を食品ストックに使っている家庭もあるでしょう。
高い場所は中身が見えにくいため、毎日のように使う食品より、使用頻度が低いものをまとめる方法があります。
軽い乾物や予備のお菓子などを収納する場合は、種類ごとにまとめておくと確認しやすくなります。
ただし、高い場所へ重い食品を収納すると出し入れが負担になることがあります。
無理なく取り出せる高さや重さを考えて収納しましょう。
引き出し|よく使う食品を上から確認しやすくする
キッチンの引き出しは、上から中身を確認しやすいのが便利なところです。
レトルト食品や袋入りの乾物など、普段よく使う食品をまとめる方法があります。
食品を重ねすぎると下にあるものが見えなくなるため、できるだけ在庫を確認できる状態にしておきましょう。
「レトルト」「乾物」など大まかに場所を分けておくと、買い物前の確認もしやすくなります。
シンク下|収納できる食品か確認してから使う
シンク下に食品を収納したい場合は、食品の保存条件と収納場所の環境を確認することが大切です。
シンク下は住宅や収納のつくりによって環境が異なります。
食品だからどこでも同じように収納できるとは考えず、パッケージに記載された保存方法に合う場所か確認しましょう。
また、水漏れなどがないか、収納スペースの状態を確認しておくことも大切です。
キッチンの棚|種類ごとに定位置を作る
キッチンに食品を置ける棚があるなら、種類ごとに大まかな定位置を作ると管理しやすくなります。
たとえば、
・レトルト食品
・缶詰
・乾麺
・乾物
・お菓子
など、家庭でよく使う食品に合わせて分けます。
細かく分類しすぎる必要はありません。
棚を開けたときに「何がどのくらいあるか」が分かる程度を目指しましょう。
パントリー|普段使いと予備を分かりやすくする
パントリーがある場合は収納できる量が多いぶん、食品を入れすぎてしまうことがあります。
棚ごとに「普段使う食品」「飲料」「備蓄食品」など、大まかな役割を決めておくと探しやすくなります。
奥行きのある棚では、手前の食品だけでなく奥の在庫も確認できるようにしておくことがポイントです。
収納スペースに余裕があっても、何があるか分からなくなるほど詰め込まないようにしましょう。
キッチンワゴン|よく使う食品をまとめる方法もある
収納スペースが少ない場合は、キッチンワゴンなどを食品ストック用にする方法もあります。
よく使う食品をまとめておけば、料理のときにも取り出しやすくなります。
ただし、ワゴンを置く場所によっては日光や熱などの影響を受けることがあります。
収納する食品の保存条件を確認し、適した場所で使用しましょう。
キッチン以外の収納|何を置いているか分かるようにする
食品ストックをキッチンだけに収納できない場合は、別の収納スペースを使うこともあるでしょう。
その場合は、「こちらには飲料」「こちらには備蓄食品」など、収納場所ごとに役割を決めておくと在庫を把握しやすくなります。
キッチンと別の場所に同じ食品を分散させると、買い物前に確認し忘れることがあります。
複数の場所を使う場合ほど、「どこに何を置くか」を分かりやすくしておくことが大切です。
収納場所を決めるときは「取り出しやすさ」と「保存方法」を確認しよう
食品ストックの収納場所に、すべての家庭に共通する正解があるわけではありません。
よく使うものは取り出しやすい場所、重いものは安全に出し入れできる場所など、使いやすさを考えて決めましょう。
そのうえで、食品ごとに記載されている保存方法を確認することも大切です。
見た目をきれいにそろえることよりも、
「どこにあるか分かる」
「在庫が確認できる」
「無理なく取り出せる」
という状態を目指すと、食品ストックを管理しやすくなります。
賞味期限切れや食品ロスを減らすための工夫
食品ストックを見やすくすると、期限にも気づきやすくなります。
期限の近い食品を手前に置く
期限の近い食品を手に取りやすい位置へ置いておくと、使い忘れを防ぎやすくなります。
新しく買った食品を奥に入れる方法もある
同じ食品を買い足したときは、新しいものを奥へ、先に使いたいものを手前へ置く方法があります。
ただし、食品の状態や表示を確認しながら管理しましょう。
買い物前にストックを確認する
買い物前に食品ストックを見るだけでも、「まだあるから今日は買わなくていい」と判断しやすくなります。
スマートフォンに必要なものをメモしておく方法も便利です。
期限が近い食品から献立に取り入れる
期限が近い食品を見つけたら、目につきやすい場所へ移して、献立を考えるときの候補にしてみましょう。
「早く食べなきゃ」と焦るより、次の食事で使えそうか考えるくらいでも十分です。
賞味期限と消費期限の違いも確認しておく
賞味期限と消費期限は意味が異なります。
表示されている期限の種類や保存方法を確認し、食品の扱いについて迷う場合はメーカーなどの案内も確認しましょう。
食品を買いすぎないためのストック管理のコツ
収納を整えても、買う量が増え続けると再びごちゃごちゃしてしまいます。
買い方も少し見直してみましょう。
よく使う食品の適量を決めておく
よく使う食品については、「このくらいあれば安心」という量を大まかに決めておく方法があります。
きっちり個数を管理しなくても、自分が把握できる量なら十分です。
「安いから」だけで買い足さない
特売品を見ると、「いつか使うから」と買いたくなることがあります。
買う前に、家に同じものがないか、使い切れそうかを確認してみましょう。
買い物前に冷蔵庫と食品ストックを確認する
常温のストックだけでなく、冷蔵庫や冷凍庫も確認すると、家にある食品を把握しやすくなります。
似た食材を重複して買うことも減らしやすくなります。
在庫リストは無理なく続けられる方法を選ぶ
在庫表を作る方法もありますが、細かな記録が負担になる場合は無理に続ける必要はありません。
買い物前に棚を見る、スマートフォンに不足しているものだけメモするなど、自分が続けやすい方法で管理しましょう。
普段使う食品と備蓄食品はどう管理する?
災害などに備えて食品をストックしている家庭もあります。
普段使いの食品とは少し目的が違うため、分かりやすく管理しておきましょう。
普段食べる食品を少し多めに備える方法もある
日常的に食べている食品を少し多めに用意し、普段の食事で使いながら備える方法があります。
特別な非常食だけを用意するより、普段食べ慣れている食品を活用しやすい場合もあります。
食べた分を買い足して入れ替える
普段の食事でストックを使ったら、その分を買い足す方法なら、食品を入れ替えながら備えられます。
買い足した食品は期限などを確認して収納しましょう。
非常時用の食品は分けて管理する方法もある
普段は使わない非常食などは、日常用とは別の場所にまとめる方法もあります。
その場合も、「どこに何があるか」が分かるようにしておくことが大切です。
備蓄食品も賞味期限や保管状態を確認する
備蓄していると、長期間そのままになりやすいため、期限やパッケージの状態、保存方法などをときどき確認しましょう。
開封した食品はどう整理する?
使いかけの乾物や粉類などは、未開封のストックとは別に考えると分かりやすくなります。
開封済みだと分かるようにしておく
同じ食品の未開封品がある場合は、開封済みのものから使いやすいようにしておきましょう。
見ただけで開封済みと分かる状態にしておくと、同じものを次々開けてしまうことを防ぎやすくなります。
開封後の保存方法を食品表示で確認する
未開封時と開封後では、保存方法が変わる食品があります。
常温で販売されていた食品でも、開封後は冷蔵保存が必要な場合があるため、パッケージの表示を確認してください。
いつ開けたか分からなくならない工夫をする
開封した日を忘れやすい食品は、必要に応じて日付を分かるようにしておく方法もあります。
ただし、保存できる期間を自己判断で決めず、食品表示などを優先しましょう。
使いかけの食品を増やしすぎない
同じ種類の食品をいくつも開封すると、どれから使えばよいのか分かりにくくなります。
すでに開いているものがないか確認してから、新しいものを開ける習慣をつけると管理しやすくなります。
収納用品を買う前に確認したいこと
食品ストックを整理すると、新しい収納ケースが欲しくなることもあります。
でも、まずは今ある食品と収納スペースを確認してから考えましょう。
まず今ある収納スペースを測る
収納用品を購入する場合は、棚や引き出しの幅・奥行き・高さなどを確認します。
サイズを確認せずに購入すると、入らなかったり、かえって収納しにくくなったりすることがあります。
収納する食品の量や大きさを確認する
レトルト食品とペットボトルでは、大きさも重さも違います。
何を収納したいのかを決めてから、必要な収納用品を考えましょう。
中身が確認しやすい収納方法を選ぶ
きれいに隠す収納はすっきり見えますが、中身が分からなくなることもあります。
食品ストックでは、見た目だけでなく在庫を確認しやすいかどうかも大切です。
収納用品を増やしすぎない
収納ケースを増やすと、入る食品の量も増えたように感じることがあります。
まずは今ある収納で整理し、本当に必要な場合だけ追加する方法でも十分です。
整理した食品ストックをキープするには?
一度きれいに整理しても、毎日の買い物や料理で少しずつ変化します。
きれいな状態をずっと保つことより、乱れても戻しやすい仕組みを作っておきましょう。
買ってきた食品を決めた場所に戻す
買い物から帰ったら、できるだけ決めた場所へ収納します。
「とりあえずここ」を減らすだけでも、ごちゃごちゃしにくくなります。
買い物前に在庫を見る習慣をつける
食品ストックを確認するタイミングを、買い物前に決めておく方法があります。
毎日確認する必要はなく、買い足す前に見るだけでも在庫管理につながります。
期限が近い食品を見つけたら使いやすい場所へ移す
期限が近づいている食品を見つけたら、手前など目につきやすい場所へ移しておきます。
次に料理をするときに思い出しやすくなります。
乱れてきたら全部やり直さず気になる場所だけ整える
食品ストックが少し乱れたからといって、最初から全部整理し直す必要はありません。
レトルトだけ、引き出しひとつだけなど、気になるところを整えれば大丈夫です。
食品ストック整理のチェックリスト
最後に、食品ストックの状態を簡単に確認してみましょう。
□ 同じ種類の食品が何か所にも分かれていないか
□ 奥に隠れている食品がないか
□ 賞味期限・消費期限が近い食品はないか
□ 開封済みの食品が分かるようになっているか
□ よく使う食品が取り出しやすい場所にあるか
□ 同じ食品を必要以上に買いすぎていないか
□ 備蓄食品の期限や保管状態を確認できているか
□ 収納スペースに食品を詰め込みすぎていないか
□ 家族にも食品の場所が分かりやすくなっているか
全部を一度に整えなくても大丈夫です。
まずは「同じ食品をまとめる」「期限が近い食品を確認する」など、気になるところから始めてみましょう。
まとめ|食品ストックは「何があるか分かる収納」にしよう
食品ストックを整理するときに大切なのは、収納用品をきれいに並べることではなく、「家に何があるのか」が分かる状態にすることです。
まずは今ある食品を確認し、同じ種類のものをまとめてみましょう。
整理するときの基本的な流れは、
「今ある食品を確認する」
↓
「種類ごとに分ける」
↓
「収納する場所を決める」
↓
「期限の近い食品を使いやすい位置に置く」
↓
「何があるか見える状態にする」
と考えると分かりやすくなります。
食品ストックの適量は、家族の人数や食品を使うペース、収納スペースによって変わります。
たくさん持つことよりも、自分や家族が把握できる量にしておくことが大切です。
また、パントリーがなくても、キッチンの棚や引き出し、ワゴンなどを使って食品ストックを整理できます。
収納場所を決めるときは、取り出しやすさだけでなく、食品に表示されている保存方法も確認してください。
「全部出して一気に片付けよう」と思うと大変ですが、引き出しひとつなら始めやすくなります。
まずは目についた食品を同じ種類ごとにまとめるところからでも大丈夫です。
何があるか分かる収納を意識して、買い物や料理のときにも確認しやすい食品ストックに整えていきましょう。

